2014年4月1日 火曜日 2014年4月1日 火曜日 炭素繊維生産量世界第２位の東邦テナックス(株)が旧社名/東邦レーヨン(株)の時代に創った内装式Ⅰ型浄水器です｡ステンレス製ハウジングのものとしては最小･最軽量でありながら,同社生産の活性炭素繊維｢ファインガード｣と中空糸膜を組み合わせたフィルターは濾過と吸着の双方を確実にこなすハイテク仕様で､低水圧でも流量が大きく､中空糸膜を使用した浄水器にありがちなすぐ目詰まりしてフィルターのライフが短いという欠点もクリアしている優れものです｡唯一難があるとするならば､割と地味な素材(繊維)メーカーが作った浄水器ということで知名度が今ひとつなことです｡当時の開発担当者のこだわりで､他のⅠ型浄水器に組み込まれる逆止弁が全てスプリング式の中で唯一フロートボール式を採用したりIN/OUTの接続にカプラｰを使ったりと他の浄水器メーカーとはひと味違ったこだわりのⅠ型浄水器です｡型式名はＴＴ-１といいます｡嘘か真か東邦レーヨンのＴと担当者のイニシャルを取って型式名にしたという噂もあって､この浄水器に込められた思い入れが､完成度の高さに繋がっていると感じます｡家庭用浄水器として当社一押しの浄水器です｡
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